Youは何しにニッポンへ?

b0378653_18073578.jpg




土曜日の午後、千早赤坂城跡に行こうと
車で仕事場を出ました。
途中、村内で休憩していると
リュックを背負った外国のおじさんが
ニコニコ笑いながら近づいてきました。
観光案内パンフレットを見せながら
「この、ライスフィールドにはどう行けばいいですか?」
というようなことを尋ねてます。(もちろん英語で)
「来た道を戻って次の交差点を右折すると
中学校があるから、その門をくぐって
校舎の間を抜けて登って行けばいいです。」
と応答した(もちろん英語で)のですが、
彼は首をすくめて横に振ってます。
あら、私の英語、通じなかったわ…ガックリ。

が、よく聞いてみると学校の門が閉まっていて通れないのだとか。
そんな筈はない、以前来たときは通れたのに。
そう思ってましたが、あれまあ、道端にある立て看板には
「車も歩行者も通行禁止」との表示。
健民グランドの駐車場に停めてそこから歩いて下さい…だって。
彼の悲しそうな顔を見ると放ってもおけなかったので
結局、彼を車に乗せて、駐車場から徒歩で一緒に棚田見学に付き合うことにしました。
牛に引かれて善光寺参りですな(苦笑)。

彼は私の英語力を考えてか
極力やさしい英語で話しかけてきます。
まあ、彼の言ってることは、だいたい理解できますが
私のスピーキング力が拙すぎて、うまく返答できません。
b0378653_18071657.jpg

お互い名乗り握手をしました。
彼の名前はマイケル、子供が3人いて一番上の子は30歳。
カナダからやって来たとの事。
仕事で日本に来ていて、職場は長野県飯田市にあり
休日の土日曜日を使って大阪に来ていること。
今朝は大坂城や寺社を見た後
千早赤阪村の棚田を見学に来たこと。
今日は京都に泊り、明日京都見物をした後
仕事のために飯田に戻ること。
自転車(ロードレーサー)が趣味で
来年6月にイタリアに行くこと。
今回の日本訪問が二度目であること…等々。

時々、難しい事を聞くマイケルですが
彼の言ってることは八割方は理解できます。
ごく簡単な会話なら
私の言ってることもマイケルには通じてるようですが…
b0378653_18082422.jpg

「あれは、何をしているのですか?」
「はざかけといって、刈り取った稲を乾かしてるんです。」
「どれくらいの期間乾かすのですか?」
「知りません。」
「じゃあ、あそこで働いてる農家の人に聞いてみてくれませんか?」

え、私が聞くの?
「あのぅ、お仕事中すみません。はざかけの期間はどれくらいなのですか?」
作業中のおじさん、面倒くさそうな顔を上げましたが
目前に立ってるマイケルを見てにこりと笑い
「だいたい二週間くらいかな。」と答えました。

「機械を使えば効率的なのに、なぜ手で刈っているのですか?」
う~ん、説明は出来るけど、英語で言うとなると難しい。
b0378653_18080208.jpg

パンフレットにあった写真の場所まで来ると
マイケルは”Wonderful" "Beautiful"を連発しております。
私は駐車場からここに着くまでの約15分
”I don't know" "I beg your pardon"
(後で思えば Can you say that again?と言えばよかった。)を連発しております。
b0378653_18084310.jpg

棚田を見終わってバス停まで来たのですが
バスの本数がとっても少ない。
夕方6時には京都に着きたいというマイケル。
ちょっと間に合わないかも知れないので
最寄りの鉄道の駅まで車で送りました。

”Thank you so much" "You are welcome"
日本の人は皆、親切だと感激していた様子。
もらった名刺には「BUSINESS AIRCRAFT」と印刷されてますが
どんな仕事なのかよくわかりません。
マイケルを送った帰り道
ふと、「スピード・ラーニング」を申し込もうかなと思いました。



[PR]
トラックバックURL : https://kagura17.exblog.jp/tb/28730540
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kagura-x | 2018-10-15 05:20 | Trackback